別名「砂漠人参」とも呼ばれる、ハマウツボ科ニクジュヨウ属の肉質茎植物です。カンカニクジュヨウは、厳しい砂漠環境下で育つ植物「紅柳(ベニヤナギ)」の根に寄生して育ちます。ウイグル族の間で昔から「滋補肝腎」の秘蔵の宝物として珍重され、現在は砂漠緑化としても積極的に栽培されています。漢方薬としては、強壮作用の効果が有名です。
主な成分は、アクテオシド(ベルバスコシド)やエキナコシド、カンカノシドです。滋養強壮作用のほか、血糖値低下、男性機能向上、健康増進作用があります。認知症治療にも期待されています。
植物界に広く分布しているポリフェノールの1種。強力な抗酸化作用を持ち、オリーブ果肉にも含まれます。抗炎症作用、抗酸化作用、神経防護作用、抗がん作用があります。アレルギー性および炎症性疾患の治療にも用いられています。
エキナセア(薬草)の主成分と同様。免疫力向上作用、血糖値抑制作用があります。滋養強壮、アンチエイジングなどにも。
近年新たに発見された成分で、血管拡張作用、抗酸化作用があります。