真珠微粉末に使用されている淡水真珠は、湖沼や河川に生息する貝から生まれた真珠です。海水産とは違い、人工核を使用しません。真珠層を形成する基になるのは貝自身の外套壁の破片で、それを施術して育てます。
真珠粉(珍珠粉)は、食品、化粧品、口腔ケアなど、美肌効果や漢方薬として、中国で古くから利用されてきました。楊貴妃やクレオパトラも愛用していたと言われています。
真珠微粉末の主要成分には、ミネラル由来のアミノ酸が多く含まれており、中でも炭酸カルシウム(CaCO3)は非常に多く含まれています。
いくつかの研究によると、肌の線維芽細胞を刺激し、コラーゲン生成を助け、肌の調子を整えることを促進する働きがあるとされています。
カルシウムはイオン化されているため、効率的に身体に吸収されます。抗酸化物との相乗効果で栄養補給にも使用できます。
また、保湿性の高いタンパク質コンキオリンアミノ酸は、人のコラーゲン繊維に似ており、真珠だけに含まれています。肌細胞を活性化し、肌に潤いとツヤを与えます。血液浄化作用や解毒作用、消炎作用、色素沈着防止なども期待されます。